IPv6アドレスとは何ですか?
											IPv6アドレスとは、IPv6ネットワーク上で各コンピュータを識別するために割り当てる数値です。IPv6規格では128bitで表わされ、16bitずつ8つに区切ったそれぞれの値を16進数にして[:]で繋いだ 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:dead:beafという表記をします。
											
											IP Address Learning 3.2.2 IPv6アドレスとは
											
											なぜIPv6アドレスが必要なのですか?
											現在のインターネットで主に利用されているのは、「IPv4」といわれるプロトコルを利用しているIPv4アドレスですが、このIPv4アドレスの在庫が、インターネットの急速な普及により、2011年4月15日に日本を含むアジア太平洋地域において枯渇しました。
											そこで、ほぼ無限に近い数のIPv6アドレスを利用できるIPv6が後継規格として用意されています。
											IPv6は、IPv4のアドレス不足を繰り返さないためにIPv6のアドレス空間は、IPv4の32bitから128bitへと、途方もなく大きなものとなっています。
											(参考:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1107/19/news122.html)
											
											IP Address Learning 3.2.1 IPv4アドレスの枯渇とは
											IP Address Learning 3.2.3 IPv6対応/移行
											
											WHOISとは何ですか?
											下記リンクの説明を参考にしてください。
											
											IP Address Learning 2.2.2 Whoisとは?
											JPNIC公式解説 WHOISとは
											https://www.nic.ad.jp/ja/whois/
											
											IPv6アドレスの表記はどのような決まりになっていますか?
											通常は、16bitずつ[:]で8つに区切り、それを16進数で2001:0db8:0000:0000:0000:0000:dead:beafというように表記します。各セクションの先頭の 0 は省略することができます。たとえば、3ffe:ffff:0:2f3b:2aa:ff:fe28:9c5a のようにできます。先頭から連続する0を省略して表記することもできます。
											
											JPNIC公式解説 IPv6アドレスの表記法とは
											https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/ipv6-text-representation.html
											
											2つ連続するコロン(:)を持つIPv6アドレスがあるのはなぜですか?
											2つ連続するコロンは、アドレスを短くするために、アドレスの 0 しか含まれていない部分が省略されていることを示します。たとえば、fe80:0:0:0:2aa:ff:fe9a:4ca2 という IPv6 アドレスは、fe80::2aa:ff:fe9a:4ca2 とも記述できます。
											
											JPNIC公式解説 IPv6アドレスの表記法とは
											https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/ipv6-text-representation.html
											
											IPv6アドレスは、IPv4アドレスと互換性はないのですか?
											通常新しいサービスが始まるときは古いサービスとも互換性が取られることが多いのですが、残念なことにIPv6とIPv4は互換性がありません。
											そのため、IPv4で提供されるサービスはIPv4アドレスで、IPv6で提供されるサービスはIPv6で利用しなければなりません。
											
											IP Address Learning 3.2.3 IPv6対応/移行「IPv6移行のハードルと技術」